こんにちは!
くくたる(twitterはコチラ)です!
【薬剤師歴11年目】
●フリーランス薬剤師
●管理薬剤師歴:調剤3年、OTC1年目
●1人薬剤師歴(調剤):2年
【漢方薬・ハーブの資格】
●国際中医師
●ハーバルセラピスト
●シニアハーバルセラピスト
※国際中医師は医師免許ではありません。
この記事では、国際中医師試験を合格した私が「やっておいてよかった!」と実感した試験対策の勉強方法を紹介します!
国際中医師の資格を得るにはかなりのお金がかかるため、試験は1回で合格したいですよね…?
日々勉強することはもちろんですが、実は試験前日と試験日に時間を確保することで合格の可能性を上げることができます!
今回は試験対策に有効と感じた勉強方法や時間確保の方法などについて紹介しますので、最後まで見ていただけると幸いです!
ちなみに私は2022年10月の国際中医師試験を受験しており、中医学アカデミーの国際中医師試験 資格取得講座を受講しています!
下記は今回の記事の動画です!
動画の方が観やすい方はぜひ観てみてください!
国際中医師の試験勉強方法
勉強を本格的に始めた時期は3か月前からでした!
※中医臨床総合課程試験(卒業試験)受講後からです。
中医基礎理論、中医診断学、中薬学、方剤学、中医内科学(中医臨床学)の5科目と筆記試験の計6科目の試験があります!
マーク形式と筆記形式に分けて、私が行っていた勉強方法を紹介します!
マークシート形式の試験勉強
私は過去問をひたすら暗記しました…!
過去問を解く上でわからない単語は、中医学アカデミーの教科書を見たり、中医学用語辞典(中医学アカデミー受講期間中のみログイン可能)を見て学習をしました!
また、読めない漢字はスマホアプリの「手書き漢字認識辞書(android版)」を使用して調べました!
ちなみに私は試験前までに各科目で4周ずつ勉強しました!
過去問は各科目で500問あるため、1周するだけでも5~10日ほどかかりました…!
1周目は特に時間がかかりますし、4週目の段階でも1日1科目(500問)を終わらせるのに3時間程度はかかりましたので、計画的に予定を組むことが非常に重要だと感じました!
1~2周目は覚えるだけで精一杯…! 3周目から気持ちに余裕が出てきて、4周目でようやく「理解できてきたのでは?」と実感できるレベルでした…!
どうしても覚えられない問題や過去問の順番で覚えてしまった問題は過去問を印刷して切り取り、単語帳にして覚えました!
過去問だけでは知識にならないのではないかと私は最初思っていました…!
しかし、そもそも試験に合格しないと資格は得られません!
そのため、私は試験のための勉強として割り切って考えるようにしました!
筆記形式の試験勉強
試験の2~3ヶ月前に中医学アカデミーで公開される動画(20症例前後)をひたすら観て、病名・証候名・治法・処方名・服用方法・指示の6項目を暗記するレベルで覚えました!
ちなみに処方名では漢方薬の名前だけでなく、各生薬や生薬量まで記載をする必要があります!
試験後に待合室にて中医学アカデミーの講師から、病名・証候名・治法・処方名(方剤名)までが配点で特に重要なポイントだと教えてくれました!
なので勉強の優先順位は【病名・証候名・治法・処方名】>【生薬名・生薬量・指示】であると考えられます!
私はどちらかというと生薬名や生薬量を重視して覚えてしまっていたので、優先順位を間違えました…!
私は少しでも時間を活かすため、過去問や中医学アカデミーの動画を参考に単語帳を作ってひたすらに覚えました!
実際に作った単語帳を紹介します!
【国際中医師の筆記試験対策の単語帳(表)】
【国際中医師の筆記試験対策の単語帳(裏)】
国際中医師の試験問題が過去問ベースというのは本当?
実は試験勉強方法で過去問を暗記したことには理由があり、国際中医師試験は過去問とほぼ同じという情報があったからでした!
情報があっても、実際に勉強をする時は「過去問以外から出題されたら不安だな…。」と私は常に落ち着かなかったです…!
マーク形式と筆記問題に分けて、私が実際に受験してどう感じたかを紹介します!
マークシート形式の試験問題
マークシート形式の問題形式で、A問題60問、B問題40問の計100問が出題されました!
私が問題を解いた結論は、過去問が解ければ十分に対応可能なレベルだと感じました!
それでも過去問と全く同じというわけではなく、A~Eの選択肢の順番が違っていたり、若干の文章の改変はありました!
1科目あたりの過去問は500問ですが、中医学アカデミーから直前対策として1科目あたり300問程度の予想問題が公開されます!
ただし2022年度の試験では直前対策の300問からはほとんど出題されなかったようですので、過信は禁物です…!
※一緒に受けた知り合いからの情報です。
筆記形式の試験問題
こちらも過去問をベースに症例が4問出るそうです!
中医学アカデミーから直前対策で公開される動画(20症例前後)から出題されるとの情報(噂)があったため、私は動画の内容のみを集中して覚えるようにしました!
私が問題を解いた結論は、症例の内容自体は違うものの動画の内容を理解しておけば十分に対応可能なレベルだと感じました!
実際に処方せんに記載する内容を記載するため、試験勉強方法で紹介した病名・証候名・治法・処方名・服用方法・指示以外に医師名(試験者名)と日付も書き忘れないように注意です!
日付については試験問題(解答用紙)にも日にちが書いているため、隅から隅まで見れば思い出せる可能性があります!
しかし、服用方法についてはすべて自分で書く必要があるため、試験で緊張していると書き逃してしまう可能性があるため注意が必要です!
※下記の画像の赤字の部分を忘れずに書くという意味です。
【国際中医師の筆記試験の答案用紙の例】
試験直前の時間確保と持ち物
試験日までにしっかりと勉強・対策をしておくことはもちろんですが、試験前日と試験中に途中退出をして直前の時間を確保することが重要だと感じました!
過去問がベースで出題されると考えられるため、さらっとでも直前に見直しておけば少しでも点数アップに繋がる可能性があります!
試験前日・試験日はホテルに泊まる!
試験前日と試験日は受験地付近のホテルに泊まることをオススメします!
試験ギリギリまで勉強ができる環境が作れることと、電車など交通機関の遅延などの心配事を減らせるため、お金はかかりますがホテルの利用をオススメします!
ギリギリまで勉強をするかどうかは人それぞれですが、勉強できるぞという状況作りをすることが大切です!
試験中はなるべく途中退出をして時間を確保する!
【試験日の時間割】
1限目:9:30~11:00
2限目:11:10~12:40
3限目:13:50~15:20
※2022年度は1日目と2日目で若干時間が違ったので参考程度にして下さい。
試験時間はそれぞれ90分あり、次の科目までの休憩時間は10分間あります(昼休憩は70分)!
私は問題を解くのが早い方ではありませんが、それでもどの科目も見直し込みで45分程度で回答を終わらせることができました!
試験は途中退出が認められているため、しっかりと見直しまでこなした状態で時間が余るようであれば、途中退出をして次の試験科目や自信のない科目を勉強する時間に当てることができます!
※途中退出の最短時間は覚えておりませんので試験管に確認するようにして下さい。
ちなみに特に重要なのは2限目~3限目の空き時間です!
普通に試験時間を過ごすと12:40~13:50の70分の空きですが、仮に2限目の科目を40分で途中退出ができれば120分(2時間)も次の科目の勉強時間に当てることができます!
【1日目の試験科目】
①中医基礎理論 ②中医診断学 ③中薬学
【2日目の試験科目】
①方剤学 ②中医内科学(中医臨床学) ③筆記試験
試験科目はこのような日程となるため、③中薬学・筆記試験については当日も勉強の時間を確保しやすいところがポイントです!
実際、私は筆記試験の見直しを昼休憩中に4~5週することができました!
少しでも合格の可能性を高めるため、時間は大切にすることをオススメします!
試験当日の持ち物
以前は回答用の鉛筆などが会場に用意されていたようなのですが、2022年度は新型コロナウイルスの流行による影響なのか、筆記用具は自分で用意することになっておりました!
マークを少しでも塗りやすくするため、鉛筆を用意しておくことをオススメします!
また、時計については試験会場に用意してありましたが、念のために腕時計などを用意しておくと良いと思います!
中医学アカデミーで受講されている方は、メールで試験当日の持ち物についての連絡が届きますのでしっかり確認することをオススメします!
最後に
というわけで今回は国際中医師試験の勉強方法や試験対策を紹介しました!
試験直前まで、少しでも合格の可能性を上げるために勉強して頑張っていきましょう!
応援しています!!
>>シニアハーバルセラピスト試験問題の傾向や対策を考察!合格率は?
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