※2023年12月に新機能として、連続モード、患者特性フラグ、患者検索、Do処方再監査が実装され、よりスピーディーに、便利になりました!
こんにちは!
くくたる(twitterはコチラ)です!
【薬剤師歴11年目】
●フリーランス薬剤師
●管理薬剤師歴:調剤3年、OTC1年目
●1人薬剤師歴(調剤):2年
【その他資格】
●国際中医師
●ハーバルセラピスト
●シニアハーバルセラピスト
※国際中医師は医師免許ではありません。
今回は調剤監査システム【EveryPick】の機能や使用感について紹介します!
調剤経験者ならあるあるだと思いますが、どんなに集中をして業務に取り組んでいても薬を取り違えてしまうことってありますよね?
ヒューマンエラー対策を行っている薬局・病院は多いと思いますが、システム的にも調剤過誤防止対策に取り組めれば、より薬の取り違えを減らすことができ、患者様に渡す薬の正確性を高めることができます!
ちなみに私は職場で【ハンディ端末型】と【置き型】の調剤監査システムを使ったことがありますが、今回紹介するEveryPickは【スマホ型】の調剤監査システムです!
スマホ型は初めての操作なので、すごくワクワクします!
この記事ではハンディ型・置き型・スマホ型の特徴やEveryPickの概要、導入方法、価格についてまとめています!
今回は株式会社ファルモ様のご厚意により実機(デモ機)を貸していただくことができましたので、動画では実機の機能や処理速度などの使用感を紹介しています!
【EveryPickの新機能紹介】
【EveryPickの操作方法の紹介動画】
興味を持っていただけたらぜひこちらの動画も合わせて見てみてください!
調剤監査システムとは何?
この記事で紹介する調剤監査システムは、医薬品のバーコードスキャンを行うことで医薬品の識別を支援し、調剤過誤のリスクを最小限に抑える調剤監査機器のことです!
調剤監査システムは、医療機関や薬局でのピッキング作業を効率化して医薬品の適正管理を強化してくれます!
調剤監査システムのメリット4選!
調剤監査システムを導入するメリットは多数ありますので、今回は個人的に感じているメリットを3つにまとめます!
調剤時の正確性の確保・安全性の向上
調剤監査システムはヒューマンエラーを最小限に抑え、患者様に医薬品を正確に提供することで安全性の向上に役立ちます!
調剤業務の効率化
ピッキング時や監査時の医薬品の取り違えを減らせるため、調剤にかかる時間の効率化が期待できます!
調剤データの記録と分析
調剤監査システムは、調剤した医薬品の種類や数量に関するデータを記録しておくことができます!
これにより、例えば患者様から「別の医薬品が入っていた!」「数が足りなかった!」などの問い合わせがあった場合に備えて、薬局でお薬が正しく渡せていたかどうかの証拠を残しておくことができます!
特に画像で保存できる調剤監査システムは証拠能力が高いと考えられます!
薬局で働いていると「薬が入っていなかった!」というような問い合わせがたまにありますよね…!
薬剤師の就職・転職と監査システムの有無が関係している
実は80%以上の薬剤師が、就職や転職時に、職場のデジタル化やICT化の充実度を重視しているというデータがあります!
私は転職・就職する側の立場ですが、たしかにデジタル化・ICT化に積極的な薬局の方が魅力的に感じます!
調剤監査システムの世代別の特徴を比較
この記事ではハンディ型を第一世代、置き型を第二世代、スマホ型を第三世代としてそれぞれの特徴を紹介します!
私はハンディ型の調剤監査システムを約8年間、置き型の調剤監査システムを数か月使用したことがあります!
今回はスマホ型の実機操作も体験できたので、それぞれの特徴を実体験に基づいて紹介したいと思います!
EveryPickの導入を検討される場合は、株式会社ファルモより実機(デモ機)を借りることができます!
興味を持った方は下記の公式サイトをチェックしてみてください!
第一世代:ハンディ型
私が最も使用したことのある調剤監査システムです!
ボタン操作のため、慣れてくると画面をほとんど見ないで操作ができるため使用感は良いです!
医薬品のバーコードをスキャンした後に手動操作で実際に数えた数量を入力することで、錠数や包数・g数の数量監査にも対応しています!
数量監査の履歴はレセコン(サーバー)に入力情報が保存されていますが、画像保存ができないため証拠能力は低いと私は考えております!
手入力によるうっかりミスは意外と発生してしまうため、数量監査の過信は禁物です…!
また、私が使用していたハンディ端末はレセコンから処方情報のバーコードが載った紙が出力され、それをハンディ端末でスキャンしてから調剤を始めるという方式でした!
他の調剤監査システムを体験したことで、調剤前のスキャンの手間と画像保存ができない点は若干のマイナスポイントです…!
しかし、調剤する医薬品の取り違えは圧倒的になくせますし使用感も悪くないため、必要十分な能力は備わっています!
第二世代:置き型
私は現在フリーランス薬剤師として働いており、契約先の1つの薬局で今も利用している調剤監査システムです!(2023年8月現在)
私が使用したことがある置き型の監査システムは、薬剤シートのバーコードスキャンをした後に天秤に乗せることで、重量から錠数や包数などの数量監査にも対応しております!
また、画像を保存する機能があるため証拠能力が高いです!
※カメラの位置が固定されているため、斜めから撮る(数量も画像で残す)ことは難しいかもしれません。
これらの理由から、調剤の正確性に関しては第二世代が1番しっかりしていると私は感じています!
初めて使った時に輪ゴムの重さなども考慮して錠数が表示されて感動したことを覚えています!
ただし、設置場所のスペースの問題と監査に時間がかかる場合があるという点は若干気になります…!
置き型の調剤監査システムは基本的には1台の導入が多いと考えられるので、混雑時には監査待ちの時間が発生する可能性があります!
例えば最初の患者さんの薬剤が10個など多数ある場合は、10個の薬剤すべてを天秤に乗せることは難しいため、2~3回に分けて天秤に乗せて画像保存をすることになります!
【とにかく調剤の正確性のみを追求したい!】という場合は第二世代の置き型がおすすめです!
第三世代:スマホ型
今回株式会社ファルモ様より貸していただいたEveryPickは、スマホ型の調剤監査システムです!
スマホ操作でメニューなどの機能もシンプルなため使用感は非常に良いです!
スマホのカメラが高性能な機種も多く、マルチスキャンアプリでは複数の医薬品のバーコードをまとめて読み取ることができるので、正確性だけでなく監査のスピードも重視する場合におすすめです!
ただし、数量監査には対応していないため数量確認は自身で行う必要があります!
※数量監査はアップデートで対応予定です。
画像を保存する機能があり、斜めから撮ったり、ヒートをずらして撮影をすることで数量確認も含めて証拠能力が高いです!
【斜めからの撮影例】
【ヒートをずらした撮影例】
個人的にはスマホ型はハンディ型と置き型の中間的なイメージで、監査の正確性とスピードのバランスが良い機能という印象です!
画像保存の証拠能力は1番高いと考えております!
各世代の調剤監査システムのまとめ
ここまで紹介した第一世代から第三世代の調剤監査システムの特徴を一覧にまとめました!
※画像クリックで拡大表示できます。
私の主観にはなりますが、調剤監査システムを導入する際のメリット・デメリットの参考になれば幸いです!
EveryPickの主要機能を紹介!
今回紹介するEveryPickは、第三世代に分類されるスマホ型の調剤監査システムです!
EveryPickは専用端末が必要なく、iPhoneかiPadがあればアプリをインストールすることで利用可能です!
iPhone・iPadがあれば利用できるため、薬局ですでに導入している場合は新規で機材を買う必要がなく導入コストが安価に済むというメリットがあります!
EveryPickには連続モード・一括モード・個別モードの3種類がありますので、それぞれのメリットを紹介します!
※2023年12月アップデートにより、より便利な連続モードが実装されました。
マルチスキャンのメリット(連続モード・一括モード)
マルチスキャンは、画面いっぱいに表示されているバーコードの同時スキャンが可能なため監査時間を圧倒的に短縮させることができます!
※縦・横・斜めなどのバーコードの向きを気にせずにスキャンできます。
【連続モードの特徴】
連続モードは2023年12月に実装された新機能です!
連続モードでは、まとめてバーコードをスキャンが終わるとすぐに写真撮影モードに移行するため、よりスピーディーに監査を進めたい方に便利な機能です!
【一括モードの特徴】
一括モードでは、まとめてバーコードのスキャンが終わった後、照合ボタンを押すことで写真撮影モードに移行するため、一度処理を確認してから作業を進めたい方に便利な機能です!
連続モードと一括モードの違いは文章だけではイメージしにくいと思います…!
下記の動画で連続モードの紹介動画を見ていただければ、連続モードがいかにスムーズに監査を進められるか体感することができます!
【連続モードなどの新機能紹介】
※動画で使用しているiPhoneXRで、iOSのバージョンは17.2.1です。
1度スキャンしたバーコードはスキャン済みでカウントされるため、例えば画面に入りきらないほどたくさんの医薬品があったとしても、スマホをずらして読み込むことが可能です!
シングルスキャンのメリット(個別モード)
シングルスキャンは、バーコードを1つずつ読み取ることができるためハンディ端末型の調剤監査システムに近い使用感です!
ハンディ端末型と比較した場合、処方入力データが直接スマホに送信されること(調剤前の手間がかからない)と画像保存が可能なことがメリットです!
マルチスキャンアプリだと複数のバーコードを読み取れてしまうため、ピッキング時に使用する場合にはシングルスキャンにメリットがあると私は思います!
画像のクラウド保管機能
iPhoneで撮影するため、機種に依存はするものの基本的に高画質で無制限にクラウド保管できます!
※1回の調剤につき写真を10枚まで保管することができます。
画像の確認はiPhone・レセコンどちらからも確認することができます!
また、画像の保管期間の制限がない点も魅力的です!
【NEW】再監査機能・患者検索・フラグ機能で不足薬や予製にも対応可能!
以前に調剤したことがある患者を名前や生年月日から検索できる機能や、予製・不足薬などのフラグ(タグ)から検索できる機能が追加されました!
対象の患者情報を開くことで、過去に調剤したデータから再監査をする機能も導入されたため、予製などの対応がより簡単にできるようになりました!
※1つの調剤データにつき写真は合計10枚まで残すことができます!
保存リストを活用することで調剤の効率化・予製にも対応可能!
例えばレセコンで処方入力中に先に薬を集める場面は多いと思います!
そのような場面では、保存リストを活用することで効率的に調剤を進めることができます!
また、同様に保存リストを活用することで予製を用意しておくことも可能です!
※予製機能や専用バーコード作成機能は後ほど紹介します。
保存リストを活用することで処方入力渋滞中に先に薬を集めておいたり、予製を活用することで効率的に調剤を進めることができます!
私が感じたEveryPickの気になる点!
私がEveryPickを使ってみて感じた気になる点を紹介します!
数量監査ができない(手動入力対応予定)!
実はEveryPickではバーコードで医薬品の取り間違いを防ぐことができますが、数量の監査ができない点はデメリットに感じました…!
しかし、EveryPickでは1調剤あたりの写真を10枚までクラウド保管ができ、斜めから撮影したり、ヒートをずらして撮影することで数量の証拠を残すことができます!
また、予製の場合には処方日数が異なる場合もあるので、数量監査がないことで処方日数や処方量が違う場合にも対応しやすいというメリットにもなると私は思います!
【斜めからの撮影例】
【ヒートをずらした撮影例】
私が働いている薬局ではこのように運用をしておりますが、慣れるのかそこまで手間には感じなくなりました!
その他補足として、バーコードがない場合には手動操作が必要です(簡単操作)!
調剤をする際は必ず10・14錠シートを使用するわけではないので、シートのバーコードが読めない場面では手入力で操作を進める必要があります!
手動操作は面倒に感じる方もいらっしゃいますが、画面上で該当の医薬品をタップするだけで簡単に操作が可能です!
動画では実機操作による機能・処理速度・使用感を紹介しております!
バーコードがない場合の手動操作がどのような感じかなどは、ぜひ動画で確認をしてみてください!
EveryPickのプラスアルファのおすすめ機能5選!
EveryPickでは①専用バーコードの作成、②充填機能(棚戻し機能)、③棚卸機能、④オンライン発注機能、⑤薬剤師賠償責任保険の付帯など、調剤監査機能以外にもプラスアルファの機能が多数含まれています!
予製など専用バーコードの作成が可能!
EveryPickでは、予製や約束処方などがあった場合に専用のバーコードを作成することができます!
例えば私が在住している九州では【CMCP】と呼ばれる頭痛薬の約束処方的な文化があります!
【CMCPの配合内容】
・ロキソプロフェン細粒
・バランス散
・ロバキシン顆粒(チザニジンの場合も)
・カフェイン原末
このような複数の成分の約束処方があった場合は、本来は複数のバーコードをスキャンする必要がありますが、専用バーコードを作成すると1つのバーコードで管理が可能になります!
軟膏MIXやシロップMIXなど、予製で対応している場合にバーコードの管理が容易になるのは便利ですよね!
充填機能(棚戻し機能)
充填機能は【卸から納品した医薬品】や【ピッキングミスをした医薬品】を調剤棚に間違いなく戻すために活用できる機能です!
充填機能では①棚に入れる医薬品のバーコードをスキャン → ②調剤棚にある医薬品のバーコードをスキャンすることで棚に戻す際に間違えないようにサポートできます!
医薬品を棚に戻す時点で間違えてしまうと、その後の調剤で医薬品を取り違えてしまう可能性が上がってしまいます!
充填機能を活用することで、安心して医薬品を棚に戻すことができます!
棚卸機能
棚卸機能はiPhoneの数だけ利用できるEveryPickのスキャン機能を活用して、各医薬品のスキャンと数量の入力をして棚卸を行う機能です!
棚卸機能では入力データのCSV出力が可能なので、レセコンや在庫管理システムでエクセル・CSVファイル対応の製品であれば、CSVファイルを読み込むことで棚卸データの移行も簡単にできます!
※自動読み込みではないため、事前にお使いのレセコンや在庫システムの形式をご確認いただく必要があります。
ちなみにハンディ型(第一世代)の場合は専用端末が必要なため、従業員数に対して端末不足となってしまう可能性があります!
それに対してEveryPickの場合はiPhoneの数だけアプリのインストールが可能なので、例えば従業員がiPhoneを所持している場合は臨時で端末の1つとして利用することが可能です!
※従業員の許可やレセコンの個人情報に関しては会社・店舗ごとの判断になります。
ちなみにEveryPickは、シングルスキャンアプリであれば何台のiPhone・iPadにインストールをしても追加料金はかかりません!
※料金プランは後ほど紹介します。
棚卸は半日~1日くらいかかることが多いと思うので、利用できる端末が増やせる可能性があることは非常にありがたいですね!
オンライン発注機能
EveryPickのアプリではオンラインで医薬品の発注を行うことも可能です!
※オンライン発注機能はVANセンターへの登録が必要です。
便利だと思うのですが、使用感の確認ができなかったため詳細は割愛させていただきます!
EveryPick契約で薬剤師賠償責任保険が付帯!
EveryPickの契約をすると店舗ごとに薬剤師賠償責任保険が無料で付帯されます!
【補償内容】
支払限度額(1 事故につき) | 1 億円 |
支払限度額(保険期間中/1 年間) | 3 億円 |
免責金額(1 事故) | 0 円 |
>>マルチスキャン対応のクラウド型ピッキング監査システム「EveryPick」に【薬剤師賠償責任保険】を自動付帯。導入薬局の調剤過誤防止に加え、万が一のリスクも一括で保証
ちなみに日本薬剤師会会員が加入できる薬剤師賠償責任保険の場合は、保険料は年間3600円~31500円程度かかります!
※サイバー保険の有無や薬局加入・個人加入で金額や補償内容が異なります。
EveryPickの薬剤師賠償責任保険の補償内容は、個人的には必要十分であると考えられます!
>>フリーランスが加入すべき薬剤師賠償責任保険は?薬剤師会と東京海上日動、三井住友海上火災保険を比較 | ヤクテン-20~30代薬剤師の転職・フリーランスのお悩み解決
EveryPickの導入方法は?
エブリピックの導入は簡単で下記の3ステップで利用が可能です!
①WiFi環境があること!
②手持ちのiPhone・iPadにEveryPickアプリをインストール!
③レセコンにBridgeアプリ(連携アプリ)をインストール!
薬歴システムを入れているiPhone・iPadにアプリをインストールすれば、投薬台でマルチスキャンをして確認し、その後すぐに服薬指導を行うというような使い方もできますね!
iPhoneは自前で用意するの?iPhoneの貸出はある?
あらかじめ店舗でiPhone・iPadを使用している場合を除き、iPhone・iPadは自分で用意する必要があります!
※EveryPickではiPhoneの貸し出しサービスはありません。
ただし、iPhoneがない店舗で自分で導入するのに自信がない場合には、株式会社ファルモでiPhoneを用意やインストール、appleIDなどの設定もしてもらえます!
iPhone端末の代金はおおよそ4万円前後とのことですが、詳細は株式会社ファルモに事前に問い合わせることをおすすめします!
ちなみに自分でappleIDなどをする場合には、自分でiPhone・iPadを購入した方が安く済む可能性があります!
株式会社ファルモで必ず端末を買う必要がないだけでなく、導入に自信がない場合には柔軟に対応していただけるのは非常にありがたいですね!
EveryPickとレセコンとの連携方法は?
EveryPickとレセコンとの連携はNSIPSⓇに準拠した方法で、Bridgeアプリを介してWiFi経由でiPhoneに送信されます!
調剤システム処方IF共有仕様
(NewStandard Interface of Pharmacy-system Specifications: NSIPS®(エヌシップス))は、2005年(平成17年)に福岡県薬剤師会が策定した、レセプトコンピューターや調剤鑑査システム、錠剤・散薬自動分包機等の調剤システムを連動させるための共有仕様です。
2012年(平成24年)4月からは、NSIPS®に関する著作権を福岡県薬剤師会より日本薬剤師会に移管し、全国的な導入と今後の発展に協力して取り組んでおります。※NSIPS®(エヌシップス)は公益社団法人日本薬剤師会の登録商標です。
NSIPS®とは? |日本薬剤師会
iPhone・iPadとレセコンの連携はNSIPSⓇに準拠した方法なので安心です!
EveryPickの導入でレセコンの動作が重くなることはある?
レセコンに連携アプリを導入しても基本的な動作が遅くなることはないとのことでした!
ただし、処方の入力情報がiPhone端末に飛ぶまでに若干時間はかかるとのことでした!
処方内容が重くなると情報が飛ぶまでに時間がかかるとのことですが、遅くても20秒以内には処方情報が飛ぶとのことでした!
このあたりの動作の感覚は、実際にデモ機などで試してから導入の検討をされることを私はおすすめします!
EveryPickの価格は他の製品と比較してお得なの?
EveryPickの導入・月額費用はシングルスキャンアプリとマルチスキャンアプリでそれぞれ異なります!
下記の表で価格を見ていただければと思いますが、EveryPickの導入・月額費用はかなりの安価だと考えられます!
インターネットで調べた限りですが、
・置き型の調剤監査システムの導入費用は70万円以上
・ハンディ端末型の調剤監査システムの導入費用は120万円以上
この位の導入費用がかかる製品がありました!
※社名はこの記事では控えます。
複数台導入した場合の費用はどうなる?
①シングルスキャンを1台導入した場合
→導入費用20万円と月額費用8,000円
②シングルスキャンを2台以上導入した場合
→導入費用20万円と月額費用8,000円
※シングルスキャンは台数制限がありません。
③マルチスキャンを1台導入した場合
→導入費用25万円と月額費用10,500円
④マルチスキャンを2台導入した場合
→導入費用25万円と月額費用13,000円
※マルチスキャンは2台目以降は1台当たり2,500円かかります。
⑤マルチスキャンを1台とシングルスキャン1~数台を導入した場合
→導入費用25万円と月額費用10,500円
※シングルスキャンは台数制限がありません。
iPhone・iPadさえあれば、シングルスキャンアプリは金額が変わらずに無制限に導入できるという点は覚えておいて損はないです!
EveryPickの今後のアップデート予定をこっそり紹介!
EveryPickは、ユーザーの声を反映したアップデートが魅力の1つです!
現時点では数量監査はできないと伝えておりますが、今後対応予定となっているので要注目ですね!
最後に
というわけで今回は調剤監査システムEveryPickの紹介をさせていただきました!
私はドラッグストアの併設薬局(薬剤師1名、事務0名体制)で1人薬剤師として働いていた時期があるのですが、その時にEveryPickが導入されていれば監査時のプレッシャーが確実に緩和されていただろうなと思っています…!
マルチスキャンアプリを利用すれば監査時間を大幅に軽減させることも可能だと考えられるので、監査の正確性とスピードのバランスや画像保存の証拠能力を求めている場合におすすめです!
iPhone・iPadについては自身で用意をする方法とEveryPick契約時にiPhoneの購入・設定も同時に依頼する方法があり、臨機応変に対応してもらえる点も魅力的です!
この記事でEveryPickに興味を持っていただけた方は、ぜひ公式HPでデモ機の問い合わせをしてみてください!