こんにちは!
くくたる(twitterはコチラ)です!
【薬剤師歴11年目】
●フリーランス薬剤師
●管理薬剤師歴:調剤3年、OTC1年目
●1人薬剤師歴(調剤):2年
【ハーブ・アロマの資格】
●ハーバルセラピスト
●シニアハーバルセラピスト
●アロマテラピー検定1、2級
●国際中医師
※国際中医師は医師免許ではありません。
今回紹介するのはベルガモット精油です!
皆様は重要なプレゼンの発表の時やピアノの発表会のような緊張する場面を経験されたことはあるでしょうか?
ベルガモットはそういった緊張感や不安感を改善させる香りとして知られています!
活用できる場面は多いと思うので、正しい使用方法や注意点を含め紹介します!
メディカルハーブは紹介しておりましたが、精油・アロマの紹介をしていなかったことに気づいたため、多くの人に使いやすい精油を紹介したいと思い記事にしました!
実は私、AEAJ(公益社団法人日本アロマ環境協会)のアロマ検定の1,2級を持っているので、生活でアロマも取り入れていたりします!
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ベルガモットの基礎情報
学名:Citrus bergamia
科名:ミカン科
抽出部位:果皮
抽出方法:圧搾法
香りのノート:トップ
ベルガモットの主要成分
酢酸リナリル
d-リモネン
リナロール
ベルガプテン
ベルガモチン
ベルガモットの成分の特徴
●酢酸リナリルが含まれており、その割合も高い!
※酢酸リナリルは、眠気などリラックス効果が得られます!(ラベンダーにも含まれている)
●d-リモネンが、ミカン科の中では配合割合が少ない!
※d-リモネンは、ミカン科の代表的な香りです!(ミカンの香りのイメージ)
ベルガモット精油の注意点
●ベルガプテンは光感作を起こす可能性があります! 直接皮膚に使用した場合には、太陽などの紫外線を少なくとも4~5時間程度は避けるようにしていただくことが必要です!
※芳香浴は直接ではないため、気にしないで大丈夫です!!
※光感作については、後日別記事で構造式の機序も含めて考察記事を書きます!
作用と適応
作用:緩和、血液循環促進
適応:緊張、不安、冷え
ベルガモットの特徴はなんといっても、酢酸リナリルとd-リモネンの配合バランスがいいことです!!
●酢酸リナリルは緊張感を和らげるリラックス効果のある香り
●d-リモネンは気分を上げる効果のある香り
そのため、ピアノの発表会、プレゼンの発表などのような緊張してしまって手が震えたりして集中が出来ないような、そういった集中力の欠如を改善してくれる香りです!
仕事で落ち込んだり気分がすっきりしなくてイージーミスをしてしまうような場合にもいいですね!
目が覚めて集中できるという意味ではなく、雑念がなくなるイメージを持っていただけると良いかと思います!
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使用方法
私のオススメは芳香浴です!
直接塗布をすると紫外線に注意しないといけなくなるためですね!
芳香浴は、部屋に香りを充満させるための利用方法なので、よほど気持ち悪くなる位の量を使用しない限りは自由に使っていただけるところも使いやすい点ですね!!
ディフューザーでの使用
私は小さめのアロマディフューザーを使用して、家や薬局の調剤室で香りを堪能してます!
※ディフューザーについては、精油の適正量が書いてあるためそれに従って使用をします!(私のは2~3滴(100~150μL)の使用量ですね!)
ティッシュやマグカップでの使用
ティッシュを丸めたものを用意して精油を数滴垂らしたり、マグカップに熱湯を入れてそこに精油を1~2滴垂らして使用します。
ルームスプレーを作成して使用
外出先などで使用したい場合にはルームスプレーを作成するのもいいですね!!
ルームスプレーを服など身の回りの物にシュッと吹きかけたり、空間に吹きかける感じですね!
【ルームスプレーを50mL分作る場合】
①精油を3~10滴
②精製水45mL(私は水道水を使うことも)
③無水エタノール5mL
で作成します。(アロマ検定1、2級での正しい利用方法です)
私のオススメのエッセンシャルオイル
【オススメの理由】
●AEAJ(公益社団法人日本アロマ環境協会)表示基準適合認定精油として販売されており、裏面ですが、もちろん学名や使用部位、抽出方法含めて精油情報の記載があるため!
●アロマは基本的に「使用者の好きな香り」が1番良いものとなるため、ベルガモットだけでなく香りを比べられたり、ブレンドもできる点!
(香りのテスト用のアロマなので、それぞれの量は少なめに入っています)
※ベルガモット精油は1級アロマのセットに含まれております
最後に
というわけで、今回はベルガモット精油について紹介をしました!
仕事で落ち込んだり気分がすっきりしなくてイージーミスをしてしまうなど、上で紹介したような状況で辛い方にオススメしたい香りですね!
ただ、万が一香りが気に入らない場合は無理に使うものではなく、あくまでも香りが気に入った場合に使うと良いとされているので、その点は注意ですね!
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