こんにちは!
くくたる(twitterはコチラ)です!
【薬剤師歴11年目】
●フリーランス薬剤師
●管理薬剤師歴:調剤3年、OTC1年目
●1人薬剤師歴(調剤):2年
【漢方薬・ハーブの資格】
●国際中医師
●ハーバルセラピスト
●シニアハーバルセラピスト
※国際中医師は医師免許ではありません。
今回は、私がオススメしたい本のオススメポイントを紹介する記事になります!
なんちゃって薬膳ではなく「しっかり基礎から学びたい方」や「基礎は重要だけど、とりあえず調理したい方」など、情報が整っているため色々な方にオススメできる所がポイントです!
オススメの1冊:漢方薬膳学
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特にこだわりがなければ
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オススメのポイントは?
漢方・中医学の基礎理論が学べる点!
最初の52ページまで、中医学の基礎知識がわかりやすく(ちょっと細かめに)載ってます!
なので、薬膳だけでなく中医学の基礎も併せて覚えたい方にはオススメできると思いますし、
まずは「習うより慣れろ派」の方は最初のうちは読み飛ばしても薬膳料理の活用できる点もいいですね!!
病態別にまとまっている点!
例えば更年期障害・月経不順の項目では、
瘀血を助長する食べ物:約30種類
薬膳に用いる食材:8種類
薬膳に用いる生薬:10種類
というような感じで、病態に対してオススメの食材や控えた方がいい食材がまとまっているので養生法の1つとして役立ちます!
漢方薬+その効果を高める薬膳料理がわかる点!
ここも例えになりますが、
温清飲を服用するような方にオススメの料理:豚レバーと二ラの炒め物
というように、温清飲を服用するような方にはこういう料理がいいということが載っています!
もちろんレシピや温清飲はどういう人に使用するか、このレシピはどういう効果を期待しているかという情報も載っています!
食材リストが中医学+西洋医学でまとまっている点!
1つにすべてまとまっているわけではありませんが、
●食材の五味・五気・主な効能などの中医学的観点と含有成分に栄養素(ビタミンやミネラル、デンプン、フラボノイド、コンドロイチン硫酸など)がまとまっている表
●食材別に検索出来る表
●補気、補腎などの効能別に検索出来る表
など、食材の調べ方に対して数種類方法があるので便利です!
強いて言うと、表がまとまっているページが若干バラバラな点がマイナスでしょうか…。
役立つ表なのは間違いないですけどね!!
最後に
というわけで簡易的な紹介になりましたが、薬膳を学びたい方にオススメしたい1冊の紹介でした!
患者さんに還元するために買ったのですが、ちょっと体調崩した時などにむしろ自分や家族のために使うことの方が多いというのは内緒です…(笑)
漢方薬や中医学に興味のある方は、下記の記事のまとめも見ていただけたら嬉しいです!
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